電子明細ファイルビューア 明細帳 最新バージョン： 2.2

概要

Ubuntu16.04 での例

• 明細帳はインターネットバンキングなどでダウンロードした電子明細ファイルを表示させるソフトです。
• 対象とするファイルは OFX 規格対応の預金口座取引明細とクレジットカード利用明細です。
• 同一銀行の複数の電子明細ファイルを一つにまとめて、通帳の感覚で見ることができます。口座ごとにタブ付きのページが作られます。
• Ubuntu 上で動作します。
• 無料です。
• プログラミング言語 Python3 と GIU ツール Qt5 を使っています。

使い方（メニューの説明）

ファイル	開く	表示したい電子明細ファイルを指定します。ファイル指定が正しければ取引明細がウィンドウに表示されます。 別のファイルが表示されている状態で「開く」を実行した場合は、表示中のファイルを閉じてから新しく指定されたファイルが表示されます。
	追加	表示中の明細に追加する電子明細ファイルを指定します。このファイルは表示中のファイルと同一銀行のものでなければなりません。含まれる取引明細の一部が表示中のものと重複していてもＯＫです。ファイル指定が正しければ取引明細が追加されます。
	保存	開いているファイルに変更内容を保存します。
	名前を付けて保存	表示中の明細を、ファイル名を指定してファイルに保存します。
	1.< ファイル名１>	メニューに表示されているファイルを開きま す。これらのファイルは過去に開いたファイルで、このメニュー項目は４つまでです。 初めて明細帳を実行した時このメニュー項目はありません。
	2.< ファイル名２>
	3.< ファイル名３>
	4.< ファイル名４>
	印刷	「印刷のプレビュー」ウィンドウが出ます。そこの印刷ボタンをクリックすると「印刷」ウィンドウが出ます。
	終了	明細帳を終了しま す。
編集	選択行から上を削除	選択中の行とそれより上の行をすべて削除します。
	選択行から下を削除	選択中の行とそれより下の行をすべて削除します。
	選択中のページを削除	選択中のページ全体を削除します。
	フォント	明細の表示に使われる文字の種類・サイズを指定します。
ヘルプ	このアプリケーションについて	明細帳のバージョン情報などを表示します。

補足：電子明細ファイルを指定しないで明細帳を起動した場合、最後に開いたファ イルを開きます。

注意事項

• OFX 規格対応としていますが、検証は限定的です。
  不具合などありましたら、こちらに書き込んでください。修正したいと思います。
• １つの口座の取引明細に不連続がある場合は、年月日が空欄で備考欄が「データなし」の１行が挿入されます。
• 明細帳を実行すると、ホームディレクトリに「.meisai」というファイルが作られます。メインウィンドウの位置やサイズ、ファイル履歴、印刷設定などが終了時にここに記録され、つぎの起動の時に再現されます。

インストール

1. 以下のファイルをクリックしてダウンロードしてください。
   

   meisai_2.2.3_all.deb	deb パッケージ。 インストールに必要な全てのファイルを含んでいます。
   samples.tar.gz	サンプル OFX ファイル(Sample.ofx)

2. ダウンロードした「meisai_2.2.3_all.deb」をダブルクリックしてください。
   Ubuntuソフトウェアが起動して「meisai」が表示されます。
3. そこの「インストール」ボタンをクリックしてください。
   インストールが実行されます。

• インストールしたものを削除するには、Ubuntuソフトウェアを起動して「明細帳」を検索し、そこの「削除」ボタンをクリックしてください。「明細帳」が見つからない場合は、一度ログアウトし再度ログインしてからやってください。

変更履歴

• バージョン2.0 → 2.1：
  • ファイル編集後の保存で、残高が正しく記録されないことがありました。
    このバグを修正しました。
  • ドラッグアンドドロップでファイルを開いた時、それまでの変更内容を保存するか問い合わせませんでした。
    保存の問い合わせをするようにしました。
• バージョン2.1 → 2.2：
  • 一部の表示が英語だったのを日本語に翻訳されるように直しました。